丸太からはじめます
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先日の柿の木、ここからφ80mm程の蓋を作るために切り出します。黒い部分が必要です。
いい感じにコケが生えていたり、色々な小さな植物が生えていたりでいい雰囲気が出ています。

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チェーンソーで玉切りにします。どこで切るか迷い、考えます。悩みます。

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今回は黒い部分を使い小さなものを作るので必要なところをチェーンソーで切り出します。切り落とした白い部分も後々何かに使うつもりですが、かなりふけてしまっていたり、虫食いが多かったりで使える部分は限られます。この虫食いの穴がかなり大きくて外側はかなり食い尽くされています。この虫、カミキリムシではなく、玉虫です。あのきれいな玉虫もこういった木に幼虫からさなぎまで育つようです。さなぎや成虫になりかけがたくさん出てきました。

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今度はバンドソーで小割りにしていきます。ここまでくると扱うのに大分楽になってくる大きさになります。

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そしてバンドソーで丸くくりぬき、これでやっと旋盤に取り付けられる材料になりました。このあと旋盤に取り付けて加工していきます。やっとここまで来たか、と疲労と安堵感を感じる段階です。

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西川さんが焼いた銀彩の入れ物一つ一つに合わせて旋盤で加工して蓋を作ります。仕上げは拭き漆です。
蓋物、茶入れです。
陶器の表情は一つ一つ違って雰囲気がよくカッコイイです。
蓋は少し荒々しい表情を持ちつつ陶器の表情を壊さないような気持ちで製作しています。

西川さんに納品に行って手にとってもらうまでは毎回ちょっとドキドキします。今回も無事でした。

これを作る為にあの丸太から切り出していったわけです、、、脇役な蓋にもこんな想いが込められていると伝えてみようかな、と思い書いてみました。

6/4からのギャラリー空箱さんでの二人展でご覧頂けます。
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6/4~10まで恵比寿のギャラリー空箱さんで二人展です。
是非皆様お越し下さい。
お茶会のお申し込みは空箱のHP・TEL・FAXでどうぞ。

http://soranohaco.com/contact/index.html
https://www.facebook.com/events/1571340333145235/





2015-05-29 00:43:20      木工   -